絵般若心経  e-hannya-shinkyo
一目見るとおかしくて、二目見ると感心し、三目見るととりこの心経。



古いインド語(梵語)で書かれた原本を唐三蔵法師玄奘(さんぞうほうしげんじょう)が漢訳されたありがたい276文字のお経が般若心経です。
そのお経を約300年前(元禄時代)に現在の岩手県二戸郡安代町の善八さんが考えられ、東北地方の善男善女、子供達に教え広めようとして、面白くわかりやすい絵に画かれたのが絵心経の始まりとされています。

東北地方ではシをスと発音するので、色即是空のシキがすきになり
菩提薩のサツは、犬の小便を放っている絵で表し、乃至(ないし)のナイをナエと発音し、苗であらわし、不滅のメツは、(眼と羽織紐のチ)メツをメチと発音し、チを乳であらわしています。
皆様方に楽しく、気軽に古代、現代、未来の3代をひとつに凝縮した般若心経を朝夕三唱していただければ、幸せに存じます。

釜 まか


般 はんにゃ






若
腹 はら


箕

田
神 しん
鏡 ぎょう
今でこそ、こっけいにも思える絵心経。しかしその絵文字一つ一つを噛み締めていくと、素朴な絵の背後に、とてつもない民衆への愛と救いのエネルギーを・・・観音の慈悲を感じてくるようだ。

般若心経の世界
1575円



絵心経の裏は、十二支守り本尊の梵字と御影が描かれています。


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