Tさんのお遍路レポート
当店のお客様Tさんがお遍路に出かけます。
全行程を実地レポート。何が飛び出しますか・・・?
質問もお受けしています。私、西海が責任を持って行脚中のTさんにお聞きしてお答えします。
どんな初歩的な質問でもどうそお聞きくださいな。これから予定している方必見ですよ!

お願いこのコーナーへのご感想・ご質問をお寄せくださいーーーこちらへどうぞ

この色の文字はT氏からのメールレポートを原文のまま掲載させていただきました(写真も)

 いきさつ其の一 Q:なぜこの企画が生まれたの?
A:店長の巡礼に出て行かれるお客様の後姿を見ているうち、うらやましいなあ、かといって店を開けてお参りできるほど全く余裕はないし・・・見送るのも役目カー!?・・・
という憧憬の念が、雪だるまのようにゴロゴロと大きくなっていきました。
ある日そんなことを立ち話ししていると、見るに見かねてくれたTさん(お得意様なのです)、

「じゃ、僕、四国に行きたかったからレポートしてあげるよ」だって。
散華が降り注ぐようなおことば・・・
いとも簡単に承諾してくださって(簡単じゃないぞ・・・・生活かかってんだから・・T氏の内心)店長のわがまま心をちょと慰めてくれるという、やさしい企画なのです。


 いきさつ其の二 Q:どうやっていくの?
A:T氏は、お仕事柄、軽ワゴンをかっ飛ばして生計をたてていらっしゃるのです。
本当は私同様、ご本人も歩き遍路をしたくてしたくてしょうがないのですが、それは将来に宿題として残すこととして、今回は、軽ワゴンで行ってきまーす。(気をつけてね)
行こう!お四国!となった訳なのです。

 期待すること とにかく店長のわがまま(T氏の予定に便乗)から出たこと
T氏はとても心の大きな方で、より多くの方のためになるならば・・・とこれからお遍路に出発しようかなと思われたり、

ここの店長のように、どうしようかなあと迷われていらっしゃる方のために、
生のレポートをお知らせしましょうよと考えて、
「行き先々から状況をおしらせしますからWEBで公開してください」と
快諾してくれたのです。

全行程を写真(携帯カメラからの)を含めてレポートとしますね
 行程は 埼玉→高野山・奥の院→四国→帰路 全行程10日予定
遍路人 Tさんってこんな人

お遍路に出発する前 こうしてお部屋においづるや菅笠などもろもろの携行品を、おまつりしてお四国行きに念をこめていました(念?念珠堂タだから?イエイエ、心を込めるということです)。
T氏は、お大師さまを本当に心底意識されて、いらっしゃいました。(ように思います)


第1日目
平成16年
1月5日 0時
いよいよ出発!!

これから出発です。
奥の院まではここ埼玉から620km、10時間の距離になります。
最初の試練ですね。
車でのお遍路ですが事故のないよう
南無大師遍照金剛
同行二人、覚悟を持って歩ませて頂きます。
(この色の文字はTさんからのメールです)
写真は携帯から


行ってきま〜す!

すごい!・・・
迫力!
1・5日目
平成16年
1月5日13時
高野山

2日目と間違えました(^^;)
そう夜中に出発されたのですよね
予想以上にキツイです。明るいうちに降りないと大変!

はっやー!もう山登ってているの?
いよいよ奥の院へ弘法大師へのご挨拶から。
きっとわくわくしながらお山を登っているのでしょうね?
くれぐれも事故のないように。 祈!。
1月5日 もう片側は清流があるV字谷。雪がなくてホッ(^O^)v

高野山に行かれた方はよくわかりますよね。
私は夜に山を登ることが多かっただけにわかりますよ〜。全く行けども行けども登りにつぐのぼり。
どこまで続くのだーと叫びたくなるほど上り詰め、ちょっと不安に陥ってしまいました(昔の話です)。
金剛峯寺 お大師さんの等身代のご尊影にビックリ!

あ〜伝わってくる〜。シタシタ・・・・・
深閑とした奥の院に至る参道を歩きつめ
ふっと奥の院の伽藍に行き着くとなんともいえない荘厳さを体感します。
1月5日20時51分

本四架橋?
ですね
いよいよ明日はお四国です\(^o^)/

いよいよですね!今日はどうするのかな?野宿?
風邪をひかないように!
おやすみなさい・・・・ZZZZ
今日の決算 一月五日(月)
走行距離 920km
ガス代 ¥6988_
高速代 ¥11,650_ 雑費 ¥7400_

ガソリンはまだ20リッター残ってます。
いよいよ お四国 です
 
1日目      1月5日(月) 

四国巡拝に関しては膨大な情報量があるのに高野山に入るのがこんなに厳しいとは予想外でした。
車で登られるにはある程度の技術が必要だと思います。

奥の院の参拝で一の橋の観光センター駐車場を利用しようとしたのですが冬期はお休みで中の橋しか利用できないので面倒でも歩いて一の橋からの参拝を心がけました。
ピーンと張り詰めた空気が気を引き締めてくれます。

半日の予定を組んだので金剛峰寺、壇上伽藍、霊宝館と観ることが出来ました。
現地でわかった事!

1.高野山の商店街は月曜日がお休み。
2.奥の院の参拝では遍路笠をはずすこと。
3.奥の院方面から入るR371は大変きつくて長いルート。



第2日目
1月6日

1番 霊山寺

さぁ始まりますよぉ!

ワクワク!
改装中なので境内は狭くてせわしなかったんですよ!

門前の遍路用品店は朝早くから人でいっぱい!客単価¥2万円ぐらい。僕は念珠堂で揃えておいたので安心、安心♪

お店のPRありがとうございました。^^v
5番 地蔵寺
奥の院の五百羅漢!

奥の院といっても五分ぐらい歩けば着きますよぉ!
読経中

すごい迫力だね。絵になっているーー
10番 切幡寺
仁王門から333段の石段!!(>_<)

眺めがいいので境内の高台から

山梨の久遠寺の階段を思い出してしまいます。
12番 焼山寺
山道を選んで大正解!11番藤井寺から55分で到着

駐車場からも意外と歩きましたよぉ〜!
車でも遠い(ToT)


臨場感ありますねー。
今日の決算 一月六日(火) 走行距離 141km
ガス代 ¥1,560_
高速代 ¥4,150_ 雑費 ¥2500_
宿代 ¥5500_(一泊朝食付

第2日目       お四国へ      1月6日(火) 

 淡路島PAでの車泊厳しかった(*_*)エンジン切ると寒いし暖房入れると喉は痛いし結局二時間しか眠れませんでした。
1番霊山寺から4番大日寺ぐらいまですでにスタンプラリー状態なんですよ。ほとんど読経してる方観うけられなくガッカリです。観光の方はすぐわかるし先達の方に
指導されながら回られている団体のパワーはもの凄いしそれぞれ楽しみ方があるのですね・・・・・。

5番地蔵寺奥の院の五百羅漢。一人でまわっていると誰かに見られているかんじ?がするぐらいダァーと並んでます。
6番安楽寺の宿坊の建物が一泊したい気分にさせます。
7番十楽寺、8番熊谷寺、9番法輪寺まではナビ無しでも標識、道路表示などで安心してまわれます。
9番法輪寺前のうどん屋さんでお接待を受け、10番切幡寺は不動堂からの眺めがこれまでまわったお寺と違う山寺の達成感を感じました。
11番藤井寺の納経所のおばさんはお話し好きで12番焼山寺までの道のりを地元で作った札所の地図をつかいながら教えていただきました。
覚悟していた12番焼山寺も高野山で鍛えてきた経験が生きて間違えて入ってしまったくねくねルートもなんなくクリア!
13番大日寺あたりで本日の宿泊先を検討しながら、14番常楽寺。流水岩といわれる岩で起伏の激しい境内にビックリ!デジカメに収めたのですが登録を忘れて消えてしまいました。ここの納経所のおばさんが教えてくれた旅館で一泊することに決めました。
15番国分寺では本日最後のお勤めということでしっかり読ませていただきました。

本日、30回もお勤め出来たんですね!日常ではまずないことですよね!ただ感謝、感謝の一言につきますね。



第3日目


旅館鱗楼(うろころう)
088(642)4337
16番 観音寺通り沿いにある旅館鱗楼(うろころう)のおかあさん!お料理がとても上手♪出されたお櫃空にしてしまいました(^O^)v

ん”!んん。今日は食べ物の話からはじまりましたか。
いいですね!食いしんぼの店長にはたまらんすねー。
はいm(. .)m いただいた気になりました。

20番 鶴林寺に向かう途中にある無人販売。なんと一袋100円(^^ゞ

ゲッツ!!  アレ?また食べ物ですか?
20番 鶴林寺 本堂まであと少し…。

なかなか!
21番 太龍寺
境内が広くて仏さま達にご挨拶してたらロープウェイ二本乗り過ごしてしまいました。


深い境内そうですね・・・
今のところ山寺では一番大きいですね!

これは歩き応えがありそうな。感じですね、
23番 薬王寺

ここまでで
発心の道場終了です

観光客でいっばい!露店商も気合い入ってます\(^o^)/


正月雰囲気ですかね?賑わいが伝わってきます。
室戸岬に向かってひたすら海岸線(^O^)/

いいなあ
24番 最御岬寺

ここから
修行の道場入りです

本堂と大師堂です。しっかり30分お勤めさせて頂きました。
今日の決算 一月七日(水) 走行距離 181km
ガス代 ¥0_
高速代 ¥0_ 雑費 ¥5000_
宿代 ¥6700_(一泊二付)


3日目     遍路ころがしから土佐の国へ    1月7日(水)


 16番観音寺 朝一番のお勤めは厳しいですね。手がかじかんじゃって・・・。
それと困ったのがナビの調子(*_*)どうにか看板たよりに17番井戸寺へ。
18番恩山寺、19番立江寺に向かう頃にはどうにかナビの調子をとり戻しましたが渋滞に巻き込まれ時間をくいました。 
遍路ころがしと言われている20番 鶴林寺 整備された大きな駐車場から歩いて15分、どうにか山門へ。車のお遍路でもけっこう歩くんですね。

納経所のおじさんから太龍寺へ向かう道路が時間規制で片側一方通行に遭遇した時の抜け道を教えてもらったのですが運良く規制時間にはまる事もなく21番太龍寺へ。
境内のお堂をひとつずつまわっていたらロープウェイ二本も見送ってまで滞在してるお遍路さんが珍しいらしく帰りのロープウェイのガイドさん(行きと同じかた)が何回目のお遍路かと聞かれました。
お昼の食事を取りはぐれて22番平等寺へ。

途中コンビニでかるくおなかに詰め込んで23番薬王寺へ着いてビックリ!参拝客の多いこと!それと厄坂きつかった!階段に賽銭するので滑って危ないんですよね。(お金を踏んで階段をあがると厄がおとせるそうです)それにしても観光客の多さには驚きました。

弘法大師 空海上人が求聞持法を成就した24番 最御岬寺 どうにか4時ちょっとすぎに間に合ったのでしっかりお勤めできました。感慨無量です。 
本当は最御岬寺の宿坊で明朝のお勤めも参座できれば良かったのですが、飛び込みは無理ということで岬の国民宿舎での一泊になりました


第4日目
1月8日

国民宿舎むろと
0887(22)2345
国民宿舎むろとからの風景

スッゴーーーイ!!
まだ初日の出を見ていない身としては・・・・ウラヤマシイカギリデス
お世話になった国民宿舎むろとのおかあさん達 涙、涙の暖かいお接待(ToT)

そう
(ToT)
旅は出会いと別れの連続ですものね。
25番 津照寺 朝一番目からいきなりの階段!先が思いやられる(>_<)

なかなか!
27番 神峯寺 ご不浄を清処となす仏様。

珍しい烏す沙摩の像
(木へんに区と書いてス以外の読み方てなんですかねぇ?変換できません(携帯からのためですよ・・・念の為)。お願いします。)


はいはい。了解です。
・・・烏枢沙摩明王・・・です。
29番 国分寺 人が近付くとセンサーで感知して水を出してくれる優れもの!
31番 竹林寺 ここの山寺もきつかった(>_<) バス遍路の団体と遭遇。読経もまとまると凄い迫力(^_^;)

勇壮な五重?の塔。そりに強さが感じられますね。
32番 禅師峰寺
境内から土佐湾が見渡せます!
旅行会社違うと全然内容が違うのがわかりました。ここのお寺で遭った団体はもうバラバラ。僕が帰る時まだ階段半分も昇りきってないおばあさんがいた。他の同じバス遍路の人達は既に本堂で立ち会っているのに。ちょっと気の毒。
35番 清瀧寺
山道キツイです。対向車きたらどうするのかなぁ?
地蔵菩薩の横に小さな滝。弘法大師が金剛杖で地面を突いて清水を出して滝にしたそうです。

国民宿舎 土佐
088(856)2451


本日の夕食
噂どうりのホテル並みの納得印♪おさしみはカンパチと真鯛。新鮮だとこんなに美味しいんですね。昨日のブリも美味しかったけど(#^O^#)

スッゴー!(**:)
今日の決算 一月八日(木)
走行距離 186km
ガス代 ¥1,819_
高速代 ¥0_ 雑費 ¥800_
宿代 ¥6800_(一泊二付)

4日目       山寺             1月8日
(木)

国民宿舎 むろと で朝食を食べてると食堂のおかあさん達が「これも食べてな」と 梅干しやらみかんやら手作り芋羊かんなどお接待していただき、さらに「お昼お腹すくだろうから」とおむすびまで内緒に握っていただき大変うれしかったです)^o^(

25番津照寺ではいきなり階段が目の前に!本堂の中で読経出きたので寒さからは回避できたのですが般若心経で息切れしてる状態でした。
26番金剛頂寺では朝早くからお護摩を焚いていました。
27番神峯寺は予想してなかった山寺で階段がきつかったです(@_@) 
28番大日寺までは気持いい海岸線を走り、29番国分寺、
30番善楽寺までの整備された道路が気持良く時間短縮に繋がるはずがナビに登録されてない新しい道路で迷って大回りしてしまいました。 
31番 竹林寺、32番 禅師峰寺 ではバス遍路のパワー、またガイド、先達もつかず悲惨な現場をみて気の毒に思ったり・・・・・・・。

33番雪蹊寺の納経所のおじさんは話し好きで34番種間寺に向かう道でスピード取締りで捕まる連中が多いからと教えてもらい注意しながら走っていくと道路工事中で行き止まりが3回も続いてかなり大回りしてしまいました。
まわりの住宅に溶け込んで見つけにくい種間寺でした。

35番清瀧寺は標高はさほど高くないのですが運転者泣かせのカーブが続き軽自動車なら問題なくやり過ごせるのですがそれでも対向車がくると困りましたね。
納経をすませ境内にいくと本日何回か顔を合わせていたバイクのお遍路さんに36番青龍寺への近道を教えてもらいました。
土佐は修行の道場と言われているだけあり、今日一日山寺が多く対向車がくると困ってしまうような細いヘアピンカーブ(普通車だと一回の曲がりで2〜3回の切り返しが必要)をひたすら登ったかと思うとお寺に着くと目の前に飛び込んでくる階段、階段、階段・・・・・・・・(@_@)
車遍路でさえキツイのですから歩き遍路はよほどの覚悟が必要ですね。

本日の宿泊はお遍路さんたち評判の国民宿舎 土佐 にしました。
インターネット使い放題のサービスや展望露天風呂、新鮮な魚料理など接客サービス含めて大満足の一泊でした(~o~) 
 

第5日目
1月9日
朝食には最高のロケ−ション(#^O^#)

ん〜〜〜〜声にならないねーー。
フロントの皆様 朝早くから夜遅くまでご苦労様です。お世話になりました♪

みんな顔の表情が同じに見えるのは、Tさんの人柄に引きこまれてでしょうか?それともお接待の精神のせいでしょうか?
36番 青龍寺
実は本日二回目の訪問。朝、早すぎてまっ暗!不気味だったので諦めたんです。
またまた朝一番からダァ−と階段が…!

写真のこちら側にも伝わってきますよ。
吐息とため息
37番 岩本寺に向かって 気持ちいい海岸線♪

これまた!ん〜〜〜〜〜!絶景!!

日本最後の清流 四万十川
カヌーもいいし、ルアーもいいし最高の川ですよね!

昔、自転車乗り(サイクリストともいいます)仲間でも有名でしたよ。四万十紀行。店長も若かりし頃(もちろん今も若いけど)行きたかった風景なのです。
38番 金剛福寺
お四国最南端、足摺岬の断崖に…。ここに来るまでの山道も厳し〜い!
後ろに見える銅像はジョン万次郎なんですよ。

足摺岬!!やったね!
足摺岬付近の海岸線

これまたん〜〜〜。
海の荒々しさ、宝石のような波しぶき足摺岬は色々な顔をみせる。

日本海の冬の海の荒々しさに似てますね。
でも光景がやっぱり違うのだ
39番 延光寺の門前で

修行の道場はここまで
いよいよ菩提の道場入りですね
土佐の国最後のお寺からなのか、お寺の前は民宿の密集地帯。

何か懐かしい光景ですね。
どこかで見たような気にさせられます。
42番仏木寺

仏木寺の掃除のおじさん修験の行者さんにも丁寧に道を教えていました。
民宿 みやこへ向かうのに深い深い山を超えて…。

何でしょう?この光景!武者震いしてきますよ!
なんだろう?自然が深いのかなあ?幽玄さのなかに札所が点在しているのでしょうか?
今日の決算 一月九日(金)走行距離 326km
ガス代 ¥0_
高速代 ¥0 雑費 ¥500
宿代 ¥6500_(一泊二付)

5日目      一人きりではないお遍路       1月9日(金)


国民宿舎 土佐 の展望露天風呂最高でした。ちょうど宿舎に着いた頃お月様が出てくる頃だからどうぞと薦められましたがメールの処理や作製があるからと思い迷ったのですがせっかくの機会だからと露天風呂へ直行!
 そこに待っていたのは灯台の光と漁火。それだけでも充分♪あいにく曇っていたためお月様は隠れていたけど久しぶりの露天風呂プラス最高のロケーションで当日の疲れも癒されました(^O^) 

36番青龍寺までの道は国民宿舎のロビーから確認できる距離でした。
37番岩本寺ご本尊様が五体も奉られているお寺。明治の廃仏毀釈,神仏集合によって、近くの神社から集められたらしくしっかり一体一体ご真言をお唱えさせて頂きました。
38番金剛福寺までの道のりがとてもハードな100km!!
39番 延光寺で修行の道場 土佐の国が終了!ホッとしていたところに念珠堂 西海店長からお遍路レポートの応援メールが届きました。たまたま修行の節目に届いたのでうれしさ倍増♪昨日も山寺の階段でフーフーしてたときに会社の先輩から電話が入り元気が出たんですよね。
一人でいるとまわりのみんなの力の大きさに気づかされますね!

 みなさんがこのお遍路レポートを通じて、今まで経験した事のない何かを発願(仏教に限らずどんなことでも)出来たらいいなぁと思ってます。

伊予の国 菩提の道場 に入って40番観自在寺、41番龍光寺では必ず境内にいる参拝者に「気をつけてナぁ」と声かけられ本日最後の42番仏木寺 では宿泊先までお世話になり明日のプランニングにもタイミングよくはまりました。
仏木寺の境内に疲れ果てた修験の行者さんが一息ついてたのですが僕がおつとめを済ませた後、会釈してきたのが印象に残りました。

本日の宿泊先は 民宿 ミヤコ ここの夕飯がまた凄く焼肉にてんぷらサンマとおかずだけでお腹イッパイ!。
久しぶりに家庭的な味に触れることが出来大満足(・o・
)


ご苦労様です。
思ったより速い行程にびっくりしています。Tさんのことですから仏様お一人お一人を飛ばすことなくご供養されながら律儀に積み重ねられていらっしゃるであろうことを考えるとお大師様に導かれて巡っていらっしゃるのであろうと実感させられます。ここを巡ったよとメールをいただくたびに霊場辞典とにらめこしながらおりますが、本ではあらわせない行間がそこに現されていることを実感させられています。そしてともに歩かしていただいているような感覚に至ってしまいます。でもどうぞ気をつけていってらっしゃい!
PS.次の40番札所の観自在寺は、わが先祖の故郷?かもしれない西海町がとなりのお寺。
とくによろしくお願いしますね。
西海町HP

民宿 みやこ
0894(62)5872
家族的なおもてなし(^^ゞ
ご夫婦揃ってお遍路の情報を優しく教えて頂きました。
別格二十霊場 結願すると頂けるお念珠 民宿 みやこ のご主人がわざわざ見せてくれました。右が男性用。女性用もあるという事で奥さんも回ったそうです。僕も今度は別格回ろうかなぁ!?

うちでも何度も製作させていただきましたよ
別格を巡ると一玉づついただいて(ちゃんとお布施してね)最終的に20玉の念珠ができるのです。
玉には男性用は番数と寺名・女性用は寺名が入り親玉にはお大師様がおわします。

みやこの食堂
額に入れた納経は凄い迫力!満願成就できれば僕も手に入れたことになるんですね(^O^)v

こちらはご尊影
43番 明石寺 提灯の明かりが山寺の雰囲気を一段ともりあげてくれる。
来たなー!って感じですね。
どことなく違う次元まで登ってきてしまった・・・という感じでしょうか?
44番 大宝寺
門前の売店のおかあさん
しょうが湯のお接待。山寺の参拝後にはいいかも。
45番 岩屋寺 の門前通り お祭りの出店みたいな感じ。ゆず羊かんのお接待。「八十八ヶ所で一番きついから」と驚かされました。

いいねー・・・懐かしさが込み上げるって感じです
ずぅ〜と登り(>_<) なかなか本堂につかないよぉ☆★☆

ふーフー・・・ふーフー・・・
お寺の名前そのまんま! ご本尊 不動明王様のご霊咒が岩に染み入りそう…。
ご夫婦で区切り打ち。 僕が一番霊山寺に居たのを見ていたらしく声をかけてくれました。
53番 円明寺

山門の番猫☆
写真を撮ろうとすると「二ヤァ〜」て泣いて近付いてくる。お見送りもしてくれた可愛いやつ。


猫も四国
今日の決算 1月10日(土)走行距離 203km
ガス代 ¥3000_
高速代 ¥0_
雑費 ¥800_
宿代 ¥5500_(一泊二付)

6日目    予期せぬお接待のありがたさ        1月10日(土)


旅館 みやこ での朝食もすみ会計を済ませた後、店のご主人が「また四国にきなさいよ」と握手を求められみかんを一袋もお接待してくれました。
昨晩も僕のことを学生さんだからと勘違いして「お刺身よりお肉がいいでしょ」とメニュー変更してしまう心使いに本当に感謝してしまいました。
また四国にきますからねぇ!
今度は別格二十霊場に挑戦してみますよぉ!
民宿 みやこ のご夫婦に見送られ43番明石寺,44番大寶寺と朝からワン・ツゥーと山寺の階段も慣れてきたつもりでいました。

44番 大寶寺 門前にある売店のおかあさんさんがしょうが湯のお接待をしてくれて埼玉からきたと世間話しをしてたらスーパーバックいっぱいに店の商品を入れてさらにお接待してくれたのでびっくりしながら深々とお礼を述べ45番岩屋寺へ。
ここも参道でまたまたお接待(試食販売ともいうかも?) 慣れたつもりでいた山寺のはずが元44番大寶寺の奥の院だけあってとても鍛えられました。

46番 浄瑠璃寺 からは各お寺が隣接しているのでお遍路さんのお寺の滞在時間が如実に具現化されて僕と同じペースの方は残念ながらいませんでした。
47番八坂寺 閻魔堂がとても凝った趣向で通行手形まで用意されてました。
48番西林寺では 1番 霊山寺で見かけたとご夫婦に話し掛けられました。今回は区切打ちで四国に来られたそうです。
僕の車が営業ナンバーだから覚えてくれてたそうです。
49番浄土寺に向かう途中コンビニで腹ごしらえして50番繁多寺へ。

 父親がお世話になっている菩提寺の先生から頼まれたお砂をゲット!忘れなくてホッ♪ 
51番石手寺は23番薬王寺に匹敵する観光客の多さに納経所が人で隠れてわかりませんでした。
52番太山寺でまたまた先ほどのご夫婦と再会し今回の区切打ちもこのお寺でおしまいにするとの事。
ご丁寧にご挨拶ありがとうございました。

53番円明寺では納経所のおばさんが最近のお遍路さんの取り組みが甘いと読経(納経)の件で話し掛けられ、ひどいお遍路さんだとご法号もお唱えせずに納経にきて注意してもそのまま次の札所に向かってしまうそうです。
「きちんと読経されているお遍路さんを通じて今まで出来なかった人達が読経させていただこう!
と発願できればいいねえ」とお遍路さん達の心配をしてくれて僕にも「貫いてくださいね」と励ましのお言葉をかけていただきました。

今回このお遍路もすでに六日たち残すところあと35ヵ所と半分を切りました。
事故の無いよう一寺、一寺大切に初心を貫いていくつもりなのでみなさんよろしくお願いします。  
 

第7日目 
1月11日(日)

54番 延命寺
まだ朝の7時なのにもう人でいっぱい!

んー!さすがお四国ですね。真冬のこの時期でも多いのですね。
55番 南光坊 南光坊のご本尊様 大通智勝如来
56番 泰山寺 醍醐派のお寺なので不動明王、役小角、聖宝尊師の像が並んでいました。

Tさん家に帰ったような感じではなかったでしょうか?
58番 仙遊寺 絵を書いてる歩きお遍路さん。売って生計をたてながら歩くお遍路さんもいるみたい。
59番 国分寺 力強い握手をしてくれたお大師様。
国分寺の門前で参拝者にミニタオルのお接待☆ タオルの里 五九楽館の徳永さん 次のお寺横峰寺の行く方も丁寧に教えてもらいました(^O^)/

お接待に心温め次の鋭気に!
横峰寺に向かって ナビでさえ案内出来ない山道てかなりなもんです。狭い、怖い(ガードレールがない)、キツイ(2速でも登れない)

こんな道を見ると武者震いがしますよ。
自転車で走りたくなってきます。
横峰寺の関所 降水量が一定の基準を超えるとここで門前払い。車遍路の満願を左右するゲート。

こんな光景を見ると、これから踏み入る道の峻険さが伝わってきますね。
ダムの更なる上にある横峰寺。大変なはずです。

なかなかですねーー!
60番 横峰寺 天気よさそうに見えますが、実は雪がチラチラしてきたんですよぉ!

凛!とした空気は伝わってきます。

やっとの想いで納経\(^o^)/
61番 香園寺 近代的な本堂だと思ったら六億円かけたらしいですよ。
63番 吉祥寺 境内と駐車場が一緒に。春先どうなるんでしょう!

百花繚乱は目に見えていますね。
64番 前神寺 蔵王権現のお社。
菩薩の道場最後のお寺に向かって久々の高速道路♪
え〜登れないの?
ラッキーなことに本日日曜日の為休工中。
通行止めの看板を見て困ってたので
二台で走ってみました。

65番 三角寺 到着!


菩提の道場卒業!
あともう一踏ん張り\(^o^)/

いやいや、いつもながら見ただけでフ〜とため息が出そうな

吉野川

白地温泉 小西旅館
0883(74)0311
本日の宿 白地温泉 小西旅館 窓から見える 吉野川 四万十川にも負けない清流ですよね。

ん〜!四国は川がきれいだねー!
本日の夕食 鯛づくしです。
マスクメロンが美味しかった(^^

ありゃ^−すごいですね。これで明日もバッチリ!
今日の決算 1月11日(日) 走行距離 169km
ガス代 ¥0_
高速代 ¥0_ 雑費 ¥1,300_

宿代 ¥7000_(一泊二付)

7日目     伊予の国 菩提の道場を終えて       1月11日(日)


 昨日は本日一番にまわる札所 54番延命寺 に5分というビジネス民宿?に宿泊したので空いているかなと思いきや団体さんのお遍路で巣鴨のとげぬき地蔵状態でした。

55番南光坊のご本尊のご真言の読み方に四苦八苦、つまづきながらもお唱えさせていただきました。
56番泰山寺 を回る頃にはいつもどうり一人お遍路での参拝になりました。 
58番仙遊寺 の納経所のおばさんに温泉付きの宿坊が出来たから今度きたときはぜひと薦められました。お四国にきてからまだ温泉に浸かってないので今日の宿は少し金額が張っても温泉のある宿
で朝風呂にでも浸かろうときめました。

59番国分寺の門前では高知で有名なアイスクリンの販売がされてたのですがアイスを食べたいと思う気温ではなく触手がのびませんでした。   
60番 横峰寺 は場所的な問題で61,62,63をまわってから逆打ちするお遍路さんが多いのですが僕はあくまでも順番どうりでまわりました。横峰寺は 標高700mほどある山寺でお天気が悪くなるとすぐ閉山してしまうので今日の天気も実はビミョーなので即決でした。
ここも車遍路泣かせの山道でゲートをすぎたあとはもう狭い、怖い、遠いの三拍子!ガードレールなんてないのでハンドル、ブレーキ、 アクセル操作、おまけによそ見をしていようなものなら谷底に直滑降☆☆☆ どうにか山頂の駐車場に着いたところなんと今度は雪がチラチラ・・・・・・・。 
駐車場に戻られたお遍路さんから20分ぐらい歩くよと教えていただき雪の降るなか参拝。苦労していただいたご朱印は本当記憶に残りますね。
64番前神寺の参拝、納経を済ませて本日の宿の予約。65番三角寺も記憶に残る山寺でした。山道を登っていくと看板の前で一台立ち往生しているので行って見ると通行止めの看板。とりあえず行けるとこまで行ってみましょうかという話しになり進んでいくと工事お休みしてたんですよ(^○^)

 そういえば今日は日曜日。なんてついているんだろうと思いながら参道の強烈な階段も難なくパスして本日のお宿 白地温泉 小西旅館へ。
 清流吉野川を目の前に広々した温泉につかることが出きるすばらしい旅館です。 
明日から最後の讃岐の国 涅槃の道場です。



第8日目
1月12日(月)

66番雲辺寺への山道

いよいよ涅槃の道場に入りましたね
凍り付いたウインドウガラスをやっと解かしたのに端の方からまた凍ってきた?

んーーー。寒い。
88ヶ所中最も高い標高921mから見た山々。

歩きの人はこの標高まで歩くの?

68番神恵院
新しい神恵院本堂
70番 本山寺 托鉢してるお遍路さん。禁止してるのにネ。

浅草にもあっちこっちにいますね。
お坊さんの格好してますが
・・・
71番 弥谷寺 看板にたしか530段て書いてあったような?

530段 ::: 久遠寺もたしか・・・
浅草の倍ですか・・・
参拝者を優しそうなお顔で見守る観音様

観音様が生きている!
この階段の上の更なる階段の上が本堂。

あ‘−ーー長ーーい
やっと本堂かと思ったら大師堂。もう一踏ん張り!
75番 善通寺入口 駐車場に入るのも大変(>_<)

うどんか^^:
さぁ!橋を渡って境内です
まるでお祭り! たこ焼き食べちゃいました(#^O^#)

今回よく食べますね!店長の嗜好を最大限に刺激してくださいます。
真っ暗な闇のなか、100mの距離を左側の壁を伝って歩く修行。一度やると人にすすめたくなる。

善光寺で一度(2度かな?)やりましたっけ?
とても一人じゃ無理。店長あれから帰ってこないねー。と世間のうわさになるのがおちです。
箱根の森の美術館ぽい。うっかりするとみのがしてしまう。
国民宿舎 瀬戸内荘
0877(46)2880


本日の夕食
夕食が一段とパワーアップ!ファインダーに収まりませんでした。

東京12チャンネルの旅番組並みですね。
なんと豪華な・・・^^:

今日の決算 1月12日(月) 走行距離 109km
ガス代 ¥3000_
高速代 ¥0_ 雑費 ¥1,500_
宿代 ¥6800_ (一泊二付)

8日目     讃岐の国 涅槃の道場            1月12日(月)

昨日はお四国に来てから一番の寒さに感じたのですが今朝一番目の札所である 66番 雲辺寺 は冬の厳しさを肌で感じられる環境で山寺で働く方々の苦労がすでに修行のひとつではないのかなと感じました。

67番大興寺からはバス遍路の団体と一日中つきあうはめにあい納経に時間がかかりクタクタになりました。
ひとつ分かったことがあるのですが個人のお遍路さんの納経は丁寧にしてくれることです。
ほとんどのお寺でそうだったのですがバス遍路の団体さんの納経がやけに省略されている感じがしたんですよね。
見た目は変わりないのですが、墨の量、筆の入れ方、納経帳への三礼などです。

68番神恵院、69番観音寺はお四国八十八所中,唯一隣接している札所で納経所も同じでした。
70番本山寺で托鉢するお遍路さんがいて、71番弥谷寺では山門から長き階段を上っていきました。
72番曼荼羅寺では車お遍路の路上駐車で地元の車が困っていました。有料駐車場(\200円)はガラガラなんですけどね。
73番出釈迦寺では菩提寺の工藤先生との約束のお砂をゲットできました。
74番甲山寺においても団体さんと遭遇してまたまた納経所でフニャフニャに。なんとか気を取りなおして 弘法大師 空海上人 生誕の地 75番 善通寺へ。
 高野山の金剛峯寺、京都の東寺と並ぶ弘法大師三大霊場の一つといわれているので善通寺だけで二時間たっぷり見学させていただきました。

 香川県に入ってから道路の渋滞、納経所の混雑など今までにない環境で76番金倉寺、77番道隆寺、78番郷照寺を参拝して本日のお宿 国民宿舎 瀬戸内荘へ。24時間つかえる温泉が気に入り決めました。
 戸惑いも少しありましたが残り10ヶ寺存分にお四国を感じたいと思います。




第9日目
1月13日(火)

笑顔がとても綺麗なお姉さんに見送られて
地元ならではのお大師さんのおはなしを聞かせてもらいました。う〜ん、もうちょっとおはなしを聞きたいところ…。
いいっすねー。
現場(地元)の方からの生のお話が一番です。
さぁて!結願に向かって出発♪ 天気は大荒れ☆冬の嵐です!

Tさん晴れ男すごい天気ですね。
総仕上げを祝福しているようですね。

私は雨男だから・・・こうはいかないな。ん?
だれ?行いのせいだろうって? とも言えるかも?

気をつけていってらしゃい!
79番 天皇寺 山門が鳥居なので気付きませんでした。
権現様みたいですね。面白いですねーーー。
80番 国分寺 境内がかなり広そう!
黄金色に輝くお大師様 広い境内にはミニ四国88ヶ所がありました。

四国の中に四国ですか。
祟られちゃう(-_-;) 81番白峰寺で崇徳上皇の御陵も参拝しないと…。これは入口です。

そうですね・・・ ブル!
82番根香寺へ向かう途中で んーーー 店長は西海だから・・・海が何より好きなのですよーー。
根香寺の牛鬼 目が光って見えるのは気のせいですよね。

いや。そうでもないかも・・・。
83番一宮寺に到着!
アレッ?
金剛杖がない!根香寺へ戻らなくちゃ!
お大師さんを置いてきぼりにしてしまってごめんなさい。さっそく密厳院発露の文ですね!

寂しそうに・・・待っていてくださったんですね^^:
屋島ドライブウェイから ここも絶景なビューポイント!
スッゴー!!!! すっごー!すっごー!すっごーい!絶景過ぎですよ。
84番 屋島寺 広くて明るく感じたお寺です。

開放的なお寺ですね。
85番八栗寺
八栗ケーブルに運良く時間ギリギリ間に合い乗車出来ました。
運良く時間に間に合いました。
広い境内にお堂がいっぱい!帰りは下の食堂でうどんと甘酒を頼んで\500_安いですよね(^O^)v


パチパチ!
86番 志度寺 五重の塔以外改築の段階にきてるのでは?寂しく感じてしまいました。

塔の屋根のそりが違うように感じるのは私だけ?
どことなく奈良の塔を思い出しますね。
本日最後になった
87番長尾寺
怖そうに写ってしまいましたが思いがけないお接待に感謝!
見透かされるように感じてしまいます。よ。
長尾寺の門前 長尾寺の門前はお宿でいっぱい!

なるほどねー。泊まる所には苦労しないと言うことですね。でもどこがいいのーー?
国民宿舎クアパーク津田
0879(42)2521
抜群のロケーション!

松島やーあーーまつ・・・・?違う?ここは四国だ?
失礼しました。しっっかしーきれいな海。
明るく感じのよいフロント

本当。廻り初めて始めていただいた笑顔からこのかたずーーと雰囲気が似ているなあと実感です。
本日の夕食

おかずは三種類の中からチョイス出来るシステム。まよわずカニ釜飯とステーキにしました。

ほぼ恒例になりましたね -。-
今日の決算 1月13日(火) 走行距離 145km
ガス代 ¥0_
高速代 ¥0_ 雑費 ¥1,000_
宿代 ¥6800_ (一泊二付)

9日目         予期せぬ出来事          1月13日(火)

  
この三日間、連休を利用したバス遍路の区切打ちで行くお寺,行くお寺納経に待たされキツイ日が続きましたが春、秋の期間を考えればまだ対しことではないのかもしれませんね。また、今まで冬を感じさせないお四国だったのですがこの三日間急激に気温が下がり、灯明、焼香、読経とこちらも経験したことがない環境のなかでの日々が続いてきました。

そうしたなか今日で満願出来てもおかしくないスケジュールのなか,迎えたのは嵐を思わせる強風と肌を突き刺すような気温,気分しだいですぐ泣きだす空模様、最悪な条件にもかからわず不思議と気持ちはいたって冷静でした。

82番根香寺で納経所でおみやげを買って手にしたとき左手に納経帳、右手にお土産をもって車に行きそのまま次の札所へ・・・・・・・。今までも持鈴、携帯、お袈裟と忘れたといいつつすべてしっかり車のなかに置き忘れしたのは正直ありましたが今回はそうもいかず即効戻りました。
大師堂の杖たてにポツンと立てかけてあった金剛杖。奥の院からずっと共に歩んできただけあり再会出来た時の喜びは言葉になりませんでした。
   
どうしてもお伝えしたかったのが瀬戸内海の美しさ。カメラのレンズを通じてどのくらいありのままを映し出せるか、正直何回も撮り直しました。結局88番大窪寺を残してしまいましたが明日に残したのはみほとけさまの
お計らいと気づかせていただくことがありましたので感謝に代えることが出来ました。

本日のお宿は瀬戸内海を目の前にした国民宿舎クアパーク津田。今回も飛び込みでしたが今までと同様低料金で案内していただくことになりました。夜の食事はお刺身、天ぷら、ステーキのなかから一つを選べるという事で迷わずにステーキを指さしていました。おかずの一品一品のクオリティがとても高く、身のいっぱい入ったかに釜飯。とても柔らかく癖のないオーストラリア牛のステーキなど納得できるものでした。
目の前が海水浴場という夏のレジャーにも適したロケ−ションでお部屋のクオリティも高ければまた来たくなっちゃう思いにさせられてしまいます。

  明日は少しゆっくり出て大窪寺で結願し、お礼参りとして奈良の長谷寺へと参拝の予定です。

西海店長遅れて申し訳ありません。打ち込みながら何時の間にか爆睡してしまいました。


第10日目
1月14日
結願

恵みは五感を通して Tさんに・・・そのエキスをネットを通じていただける?訳でありまして・・・でもやっぱりリアルのほうがいいなあ・・・
やっぱり、心と足を伸ばせよ!とお大師さまはおっしゃっておられるだろうなあ・・・
結願

昨日とはうって変って穏やかな朝を迎える事が出来ました。
満願成就 本日に延びてしまったのは、
みほとけさまのお計らいなのでしょうか?

それでは
行ってきま〜す (^○^)

気をつけてくださいね〜〜
埼玉の自宅までお遍路ですよ〜〜。
お部屋からです

緊張と旅の終わりの安堵が伝わってくるようです。
最後の一日!印象深く心に焼き付ける一日でありますように!
カモメやとんび、名前のわからない鳥たちが空を舞っていました。

空の青さが海に溶け込んで印象的な蒼さに写って見えます。
ナビも最後の設定!

ん〜ん〜。

88番 大窪寺 部分的に道が細くなります。

自転車で走りたくなるね!九十九折れの道
門前のお店でしょうが湯のお接待!体が暖まります♪ 結願を一番始めに参拝する事は逆打ちの解釈もありいい事なんだって(^O^)v

はい!
いってきまーす♪

いってらっしゃ^^い
つららになってる!

ブル!
ここで金剛杖を供養します。
達筆です!

またこれからなんですよね!新たなるお遍路★ 無事満願成就です。掃除のおばさんに頼みました♪

一緒について巡らせていただいてありがとうございました。

お四国最後の海岸線ですね
波しぶきが力強さを見せる瀬戸内海

見納めですね!

これでお四国ともお別れです
鳴門の渦潮

よく撮れました
こちらは本州を結ぶ明石海峡大橋

いよいよ本当に最後です。

遠くの方に奈良の山々が…
真言宗豊山派総本山 長谷寺

降り出してきた雨もすっかり止んで…

早いですね!
ここは車のお遍路の最大限の利点ですね
長谷寺境内

テクテク歩いて受付へ行くと?
「埼玉から来られた新隆寺の檀家さんですよね?おはなしはお伺いしてます。さぁ、どうぞ!」
新隆寺の工藤先生の計らいで拝観料パスで入れることに。


Tさん、顔広いですね・・
399段でもお年寄りに優しい長谷型灯籠 階段を上がっていくうちに工藤先生の御心使いとお四国でお世話になった方々の気持ちが重なって自然に涙があふれてきました。

んーーー。タイムトンネル!(古!って?)知ってるあなたは同世代。
奥の院から見た本堂 寒そうですね・・・
駐車場を管理してるおばあさんから。こういう手紙てうれしいですね。 通信販売の件で困っていたらしく代わりに電話してと頼まれたので受けてあげたら
初瀬はうっすら雪化粧

なかなかな光景ですね。ご無事で・・・
東名高速浜松IC付近 右上にある白い光りはお月様なんです。高野山へ向かう時も明るく照らしてくれました。(ブレちゃってごめんなさい)
東名高速富士川SAの
桜えびそば


夕?朝?食ですね
仕事で静岡方面に来ると必ずよって食べて帰ります(#^O^#)

今日はないかなと思えばなんと、こうきたか!
浅草着
念珠堂前
浅草 念珠堂に到着!長谷寺出てから仮眠3時間含めて12時間かかりました。(>_<)

まあ!わざわざ眠いだろうに・・・9時52分着になっていましたね。・・・
と言うことは・・・中にいた?と覆います。
お茶でも飲んでいただけたのに・・m(、、)m
でも、道中無事でよかった・・・です。

(送信されたのは9時だけれど到着は6時といういことを後で知りました。
今日の決算 1月14日(水) 走行距離 277km
ガス代 ¥1514_
高速代 ¥6150_ 雑費 ¥1,000_
(距離は長谷寺まで)

10日目     お四国という曼荼羅ワールドに飛びこんで     1月14日(水)

いつもどうりに朝おきて、いつもどうり食事をとり、いつもどうり札所へ向かう。
お四国のお遍路が結願しても何故かこれで終了とは感じないんですよね。
88番大窪寺を今日に残した(残されたかな?)おかげで、また今日からが新たなお遍路のスタートなんだと気づかせていただくことが出来たから・・・・。
大窪寺門前の商店のおばさんも「たとへ結願でも88番の大窪寺からまわるいうことは逆打ちやで。いいスタートやな。」と大層喜んでくれたので自分が気づかせていただいた事と同じなんだと確信に変わりました。

金剛杖のお焚き上げして頂く事にかんしても今回のお四国の巡礼はあくまでも真言宗と縁が結ばれた事に関しての感謝でさせて頂いたので当分お大師さまと同行二人させて頂こうかなと考えてます。

満願成就出来たことを菩提寺の工藤先生に電話を入れたところ、長谷寺に話をとうしてあるから宗務所に寄ってくださいとのことで、もしかしたらいいことがあるかもしれませんが当てにしないで下さいねとのこと。今回、工藤先生とは不思議(偶然?)な事があり、以前から檀家さんの方からお砂踏みの要望が出ていたらしくたまたま工藤先生のお知り合いの高野山ハワイ支部の僧侶のかたが、お四国へ巡礼されることを聞いた工藤先生がお砂をお願いし88ヶ所分持ってきて頂いたのですがどうしても50番 繁多寺73番 出釈迦寺 のお砂がないらしくお砂踏みがなかなか出来ないという時、僕にお声をかけて頂いたのですが、工藤先生もお寺の名前を見てビックリしたらしく、偶然にも僕の名前の一字とお釈迦さまの名前。そんなに頻繁に使う漢字ではないので何かご縁があったのかもしれません。

長谷寺に着きますと受付で声をかけられ、そのまま本堂にいきますと、小僧さん?が「埼玉のTさんですよね、さぁどうぞご本尊さまとのご縁を・・・・」と読教を済ませた後、結界のなかに足を運びご本尊さまの足元において三礼させて頂きました。本当は紹介状が無くては駄目らしいが工藤先生のお力だと感謝しております。

長谷寺を出る頃には、チラチラと雪が散華のように舞うなかを後にして、感謝のなかでお四国巡礼を終わらせることが出来ました。

此の度のお四国レポートに関しましてご協力、また元気を分けてくれたお四国の皆さま応援メールを送って頂いた皆さま また 同業者の仲間達いつも勉強の場を設けて頂ける工藤先生、念珠堂のスタッフの皆さま最後にいつも夜遅くまでWEBの更新を精力的に続けて頂いた西海店長、本当にありがとうございました。

このHPをみて一緒にお四国をまわって頂いた皆様にもみほとけさまの御加護をいただけますように・・・・・!

  南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛    合掌 


今日の決算 1月15日(木)  走行距離 550km
ガス代 ¥2,228_
高速代 ¥8050_ 雑費 ¥1,500_(距離は長谷寺から)


よくぞご無事で!
旅の出発は行く先への期待、旅の終わりは我が家への郷愁にいつもあったことを思い出させられます。
Tさん本当にご苦労様でした。ひょんなところから飛び出した企画でしたが、正直、楽しかったです。
もともと自転車で全国走り回っていた店長ですから、とにかくじっとしていられない。そんな様を哀れに思って(^^)Tさんがお声をかけてくださったところにまんまと便乗してしまいました。
ですから毎日行く先々から、Tさんメールが届くのを楽しみにしている自分がありました。ホーとかへーとか言って、現地に一緒に動向させていただいて、楽しかったです。同行二人というけれど、同行3人いや・・・このHPに訪ねてくださっていた皆様も含めれば同行云人だったことでありまして、Tさんもさぞかし重かったことでしょう。途中応援メールもいただいたり、


アッっという間に工程の半分にきてしまいましたね。
レポートを読みながら一緒に遍路をしている気分でいます。
車をつかってとは言いながら、かなりの体力が要りそうで「これは私には無理だ。ここなら行けそう」などと楽しんでおります。
くれぐれも交通事故に気をつけてお帰りください。    ーーーー
祈りが通じてTさん、ご無事でした。

歩き遍路専門誌の「週間遍路」に取り上げていただいたり、
旅の終わりに私(店長まで)へのお誘いメールまでいただいて感謝感激であります(何たって動けないからねーー)ToT

 
始めまして、私は四国生まれの四国育ちで、子供の頃から遍路道沿いに住んでいます。
昔のお遍路さんはみんな歩いており、私の家の前でも、よく門付けに来ました。家の前で、お経が聞こえると小さい子供の手でお米を一握りあげたのを覚えています。最近は門付けをする人がほとんど無く、少々さみしい思いです。

 最近、四国を歩く人は、東京等四国外の人が増えてきました。停年を迎えて歩く人か若い人が多いですね。
日曜日などの休日には、たいてい数人のお遍路さんに出会います。

 歩きたい人は多いと思いますが、現実には時間をとれ無いのが現状だと思います。しかし、四国久万町の真民さんが「念ずれば花ひらく」と言ってるように、願っていれば、必ずいつかきっと歩く事ができると思います。

 西海さんも、いつか四国を歩く事になれば、是非、私の家に寄ってください。新居浜市の(  略  )遍路道沿いに有ります。一時、お茶でも飲んで、休んで行きませんか・・・    ーーーーー  
本当にありがとうございます ToT(店長 談)    

人は一人では生きていけないというけれど、「 あなたは一人で生きてるのでは、ないんだよ! 」と誰もに体感的に教えてくれる教場(きょうじょう)がお四国・・・なのだなあと教えられた気がします。
Tさんでなければ、出逢えなかったであろう人々とのふれあい、感動・・・とのご縁の様を、Tさんの目の高さで(こころの高さで)感じさせていただいたことはこの上ないしあわせな、よい経験でありました。
ほんとうにありがとうございました。

でもやっぱり自分で行きたいねーー!

このコーナーはこれからも事情が許す限り、これからお四国に行かれようとされる方のために(また行かれない方のためにも)保存していこうと思っています。

皆様からの質問などがございましたら、何なりとお尋ね、ならびにお申しつけくださいませ。

TOTALの費用

1月5日〜15日
走行距離 3,228km

ガス代 \20,109
高速代 \30,850
宿泊代 \54.180
雑費   \28,300
納経代 \26,400
駐車場代¥8,120
(ケーブル代含む)

TOTAL \167,959
装備リスト 

洗面用具  
タオル  ×1              
手ぬぐい ×2
靴下   ×4
肌着   ×4
ジャージ
ロンT(フリース)×2
ガイドブック×3種類
モバイル用パソコン
モデム Pin64K
携帯 通話用(ドコモ)
メール用(ボーダフォン)
地図(現地オリジナル車用)
保険証コピー
常用薬(風邪薬,鼻炎用) 

*あればよかったもの
       ドライヤー

遍路用品リスト

菅笠
白衣または笈摺
お袈娑 *
金剛杖
お念珠 * 
経本  *
持鈴  *
頭陀袋
納経帳
御影入
納札
ろうそく
お線香

*買わなかった物

現地で購入したもの
巡礼バック  
お念珠

念珠堂製作 素挽黒壇ラピス
仕立て
腕輪念珠
高野山 黒壇108玉使用


モバイル用パソコン
予告でーす

Tさんがお四国の皆さんへ、お接待の御礼方々、
江戸御符内霊場めぐりでお返ししたいと再び一念発起!

江戸 御府内 八十八ヶ所めぐり

古きよき時代の江戸を探求。
そこには不思議な空間が・・・・・・。

お世話になったお四国の皆さんへお接待!
御府内八十八ヶ所めぐりを通じて
古きよき時代の江戸を垣間見る事が出来れば
飾らない素直な目で見た東京が再発見できる!

こちらが新企画ページです。
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