十三仏まいり(とみまいり)について
十三仏とは、初七日から三十三回忌まで十三回の追善供養仏事に配当した仏・菩薩の事で、
家門の繁栄や福徳円満をお守りくださいます。この十三の仏・菩薩をおまいりするのを「十三仏
まいり」とか「とみまいり」といいます。

秩父十三仏霊場
武甲山・三峰連峰・両神山などの秩父連山に囲まれ、荒川・赤平川・浦山川等の
清流をのぞむ自然の風光に恵まれた秩父路に点在する霊場です。
一巡約一〇八kmの巡礼になります。

秩父観音霊場の際、気にかけていた十三仏まいり・・・。
秩父盆地に展開される霊場の趣に先達(修験行者)の秩父に依拠した修行の一端が
垣間見ることができますね。

Tさんの巡礼レポート 秩父十三仏霊場の巻


今回の巡礼の行程です。
4:30
出発





いつも胸踊るこの瞬間ですね Boo

5:30 今日もいい天気になりそうです。



そう・・・いつも朝焼けに送られていますねー Boo

第一番


7:30
萬福寺
初七日忌 不動明王




萬福寺境内 真言宗豊山派のお寺なのでお大師さまが力強く立っておられます。

8:10 え!ここから!? お寺は見えず目の前にあるのは誰も歩いた形跡のない草ボーボーのけもの道。引き換えし別の道を選びました。


いやー!こりゃ一人じゃ無理だー。Boo

第九番

8:20
医王寺
一周忌 勢至菩薩 通称二十三夜寺と呼ばれ毎月二十三が縁日になる真言宗豊山派のお寺です。仁王門が立派でした。

第八番

9:00
瑞岩寺
百ヶ日忌 聖観世音菩薩 秩父観音霊場一番札所 四萬部寺の通り道にあり前回寄らせて頂きました。

瑞岩寺不動堂


何とも素朴だねーー Boo

瑞岩寺 奥の院 不動明王の石碑が岩盤の隙間に奉られていました。

第六番


9:30
源蔵寺
六七日忌 弥勒菩薩 境内の広いお寺でした。お彼岸のお墓参りの檀家さんが目につきました。


立派なお寺。Boo

第十三番


10:25
虚空蔵寺
三十三回忌 虚空蔵菩薩 階段の途中大きな蛇がいました。


蛇?そりゃおめでたい!?めでたいのは白蛇だけって?Boo

虚空蔵寺本堂
虚空蔵菩薩納経所 廣見寺 お寺の敷地が広く玉石がひかれた駐車場に此処に止めていいのか悩みました。

ここまでも随分お寺のイメージが違うもんですね。Boo
第五番

11:00
徳雲寺
五七日忌 地蔵菩薩 山の裾のにある小さな橋を渡った処にあるノンビリした雰囲気が癒されるお寺でした。


確かに・・・Boo
11:30
武甲山
今日は少し霞んで見えます。


懐かしい武甲山・・ Boo
第四番

11:40
宝林院
四七日忌 普賢菩薩 前回泊まりでお世話になった巴川荘の近くにあり急坂の途中にあるお寺です。


12:20
大日堂
十三回忌 大日如来 かなり山奥に入ってきました。

いつものような延々とした階段はすくないのかなあ?Boo
第十二番


12:50 
大日堂納経所
本来納経所は昌安寺なのですが個人宅の高橋庄平さんのお宅で…。普通の民家です。納経書けるオバサンが留守していたのでおじさんが村全体に響く村営スピーカーを使って呼んでくれました。

面白いですねーー Boo
13:20 食事 クルミ汁そば ¥1000_ 後からお客さんが凄く入ってきてお茶も出せないくらいパニクるお店のおぁばさんにみかねて退場してしまう人が目につきました。運が良かったみたい。

これはこれは・・・よござんしたねーーBoo
13:40  さくら湖


これがいいのよーーBoo
第十番


13:55
阿弥陀寺
三回忌 阿弥陀寺 家で留守番しているらしいお婆ちゃん。話が止まらず蚊に10ケ所以上刺されながら暫し待機してました。高脂血症の僕の血を吸ってしまった蚊達は血管詰まって速攻あの世です
14:50 こんな山奥に…。


確かに・・・Boo
第十一番


15:00
大陽寺
七回忌 阿シュク如来 ビックリしました。廃寺になっていたのです。境内の広さと伽藍の多さは秩父霊場では一番大きいお寺に感じるのですが…。

これはショックですなあ・・・何とかならないのかねーBoo
15:30
阿シュク如来納経所
秩父34観音札所 法雲寺 案内チラシにも載っていないアクシデントにだいぶ時間をロスってしまいました。阿弥陀寺の手前まで戻りました。ヒャ〜☆

これはいい景色ですねーーBoo
第七番


15:50
法養寺
七七日忌 薬師如来 此処も無人のお寺です。オテンテウサマは出ているのですがいきなりバラバラ大粒の雨が降ってきました。先月31番札所 観音院目指して4時間行脚した通り道沿いにあります
第二番

16:00
宝円寺
二七日忌 釈迦如来 お葬式が入っていたので気が引けました。


禅寺?そこはかと漂ってきますね Boo
16:20
薬師如来納経所
十輪寺       お世話になった本陣寿旅館の真向かいにありました。
16:35 赤平川

ふ〜ん Boo
第三番

16:45
文殊堂
伊豆沢沿いにある静寂な環境にありました。

文珠堂境内 陽が傾きあたりが薄暗くなってきたので灯明・お線香を控えて黙念し無事に満願成就を迎えることが出来ました。

ここも素朴なお堂だねーBoo
文殊菩薩納経所 龍雲寺 どうにか17時以内に納経できまして満願となりました。

ホントに駆け足でしたね。Boo
ネコ 納経が終わるまでずぅ〜と門全でゴロゴロしてました。お四国の53番札所 円明寺のネコを思い出しました。

まあ、よく登場する役どころだー Boo
本陣寿旅館 既に13時間ぶっ通しの運転だったので立ち寄り湯でひと浴びしてきました。番頭のお兄さんが覚えてくれていて「先月来て頂いたTさんですね!」のお言葉に巡礼レポートを見て頂けたことに喜びを感じました。

泊まりたいですなあ Boo
21:50
ただいま☆
途中食事を取りながら時間をずらして帰ったので遅くなりましたが渋滞にも巻き込まれずに無事に戻る事が出来ました。

よかったよかったと言われているみたいです。Boo
またチャレンジしますよ! この度も無事に打ち終える事が出来ました。『一日でまわれる巡礼レポート』第2段、3段と予定がありますので近々また打ってきますね! 合掌 待乳山本龍院境内にて9月20日(月) フニヤ〜眠いよ

ちょっと恐いよー 緊張してんですね次の為に・・・

秩父十三仏まいりを終えて 一日で廻れると予定を組んではみたものの厳しい巡礼になりました。

予定外だったのが
○大日如来納経所
○大陽寺が廃寺
以上二点が何も事情を知らない中で廻っている者にとっては唖然とさせられました。

また上記の二ヶ寺とも秩父の山奥に入っていくのですが
観音霊場とはまた違うロケーションに秩父の自然を満喫することができ
お四国霊場の一端に触れさせて頂いた気持ちになりました。

秩父十三仏霊場がそれほどメジャーではないので納経時間が10分から最高30分かかります。
(書きなれていないということでしょうか?慣れてもらっても困りものですが・・・。)
もし秩父十三仏打たれる予定のある方は先に納経をお願いしながら廻ったほうが時間の短縮に繋がるとは思います。

今回の巡礼は『たまたま一日で廻れちゃった巡礼レポート』だったのかもしれません。

合掌

十三仏御宝銭について

十三仏まいりには御宝銭があります。三途の川の渡し賃と言われておりますが
未来永劫、安楽が得られる信仰のシンボルとしてまた父母孝養の贈り物として最たるものだそうです。

後日、御宝銭を求めて再度打ちましょうか・・・・・・。

秩父十三仏霊場おつとめ 十三仏おつとめ

懺悔文
密厳院発露懺悔の文
開経偈
般若心経
ご本尊真言
光明真言
宗祖宝号
廻向文


ほとんどの御寺で水屋・灯明・お香と一通りの手順がさせていただけます。
読経をされる方は普通の巡礼グッズが必要です。


おいくらかかったのでしょう? 走行距離 330km   (自宅から往復)
燃費     15km

ガソリン代  2530円  (リッター115円)
専用納経帖 1000円
納経代    3900円  (300円x13ヶ寺分)
御影代    1300円  (100円x13ヶ寺分)
食事二回分 2000円  (昼・夜)
日帰り湯    600円  (本陣寿旅館)

TOTAL  11330円

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四国  秩父 江戸御府内  三十六不動

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